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晶子の徒然草

代表が最新情報をお伝えすると共に、毎日に全力を尽くす意味合いや
季節の移ろいなどの想いを月1回配信しています。

6月のレター

 今年もいよいよ梅雨入りとなりました。梅雨の時期はあまり雨脚の強くない雨がしとしと降ったりやんだりしながら、ひと月以上続きます。幼いころは湿った薄暗い空はなんとなく恐ろしく、そこから落ちてくる雨も不気味に感じていましたが、梅雨の合間の晴れの日に草木を見ると、その成長ぶりに目を見張ります。また、青時雨という季語もあるように、木々の青葉からしたたり落ちる水滴や雨露の光る花々を眺めていると、雨の鬱陶しさなんか吹き飛んでしまいます。これからしばらくの間は、しっとりと雨に濡れる美しい花々を楽しむことができそうです。

 しかし、梅雨の季節はやはり、ジメジメと蒸し暑く、洗濯物が乾かない、また、急に体が冷えて体調管理が難しいなどなど、過ごしにくい日が続きます。そんな憂鬱な梅雨を快適に過ごす次のようなポイントがテレビで紹介されていました。

 ①軽い運動をして汗をかく。②甘い食べ物の摂りすぎは体に湿気を呼び込み重だるくなるため控える。③冷たい飲み物を取りすぎず温かいものを飲む。④濡れたままにせずしっかり乾かして体を温め、保温を心がける。⑥太陽が出ている日は外出する。⑦梅干や乾物食材、海藻類を多めにとる。⑧しそ・しょうがなどの香味野菜をとる。

 こんな梅雨の季節には、昼下がりや寝る前にハーブティーやハーブ風呂を楽しむ方も多いと思われます。我が家の庭にもローズマリー、タイム、ラベンダー、ミント、ミョウガ(?)など、たくさんのハーブを育てています。ハーブって育ててみると、実に手間いらずの成長著しい植物ですね。ラベンダーやローズマリーなど刈り取っても次々と伸びてきて樹木化しており、今や3株のはずのラベンダーが咲き誇り、庭中に香りが漂っています。ただ残念なことに周りの植物が圧倒され、どれも大きく育たず、隣の三度豆はなかなか実をつけてくれません。花が終わったら思い切って樹木化した枝を切り払い、若芽だけで再出発してもらおうかと思案しています。

 調べてみますと、ハーブには体を酸化させる活性酸素を除去する酵素SODが多量に含まれており、体の中に悪いものがたまるとデトックス(毒だし)として浄化してくれるとか。なるほど、だからハーブのもつ成分や香りが疲れた心と体を癒してくれるのですね。飽食の現代では、足すよりも引くことが健康のコツなのかもしれません。

 それでは体にいいハーブの楽しみ方を少しご紹介したいと思います。

 まずはハーブ風呂。ラベンダー、ローズマリー、バラなどを風呂に入れます。ハーブの成分が血行をよくし肌につやを与え、全身をリラックスさせてくれるので疲労回復に効くような気がしています。生の場合は目の粗い生地の洗濯ネットに入れてお風呂に入れますが、ローズマリーなどは枝のまま入れることもあります。より香りを楽しむには乾燥させたハーブの出番で、日に干すとよいのでしょうが、簡易に電子レンジでチンとすることもできます。ハーブの成分が浴槽のお湯に溶け出るように蛇口を開栓するときから入れておき、香りを吸い込むと心身共にリラックスできます。

 次にハーブオイル。とりたてのハーブを食用油に漬け込むと、独特の味と香りがついた、おいしいハーブオイルができあがります。

 最後はハーブティー。ポットに適量のハーブを入れ沸騰したてのお湯を注ぎ、素早くフタをして約5分。ハーブティーが青臭く苦手な方は、紅茶、日本茶、中国茶に加えたり、はちみつを混ぜたりするととても飲みやすくなります。夏にはミントを一杯入れてモヒートを作っても美味しく、アルコールの苦手な人には炭酸で割ったミント入りマーマレードスカッシュも喜ばれるでしょう。

 ハーブには種類や効能がたくさんあり、迷ってしまうかもしれませんが、いろいろ試して自分にぴったりのハーブ利用法を見つけるのも楽しいかもしれません。

 来月には梅雨が終わり、はやくも夏が始まります。この蒸し暑さを乗り越えれば、カラリと晴れた青空と元気いっぱいの太陽が私達を待っています。

 外は雨でも心は錦!心の持ちようで、快適にこの季節をお過ごしくださいませ。

6月