晶子レター
代表が最新情報をお伝えすると共に、毎日に全力を尽くす意味合いや
季節の移ろいなどの想いを月1回配信しています。
暖かな陽射しで花々が次々と蕾を膨らませ、白、ピンク、黄色など色鮮やか に咲き始めています。我が家では、メダカも手水鉢の水面に元気な姿を見せて くれるようになり、嬉しくなって私も美緒も飽きることなく眺め続けています。
メダカの活性は水温15℃以下で落ちてきて、活動限界は0℃付近の水温とされており、そのくらいの水温になると動かずに『冬眠状態』になります。我が家のメダカも、おおよそ水温が10~5℃位となった11月末ごろから本格的な冬眠に入りました。春が訪れ日照時間が長くなってくると水温も上がってきて、徐々にメダカ達の動きが活発になってきました。
大阪では3 月から4月くらいが冬眠からの目覚めの季節でしょうか。冬眠の間に失った体力を取り戻してもらうため、メダカが元気良くなっていくのにあわせて餌やりを再開、量も増やします。メダカは屋外飼育の場合、春~秋(4月~10月頃)にかけて産卵をすると教わっており、水温と日照時間が大きく関わっているそうです。水温18℃以上、日照時間が12~13時間以上の環境下で産卵を行うとすれば、5月頃より条件が整いだし秋頃まで産卵を行うことになります。
産卵にチャレンジするつもりですが、未経験なうえ放任状態のお世話しかしていないので、メダカの産卵のお話をお届けできるかどうかは、残念ながら自信がありません。
さて、空を見上げると、冬の星座が西へ傾いていき、東からは春の星座が見えるようになってきました。空にある無数の星たちの中から、特定の星と星を結んで形を作ったものを「星座」と呼んでいますが、人や動物、道具などを模したものなど様々な形のものがあり、私は星座探しが好きです。そんな色々な形のある星座が組み合わさってできる三角形や四角形の星たちを小学校の時教えてもらい、見つけようと興奮して空を一生懸命眺めていたものです。
ご存じのように、3点の星を結んだ大三角形は春夏秋冬の四季それぞれにあります。「春の大三角形」とは、オレンジ色をしたうしかい座の1等星「アークトゥルス」、白色のおとめ座の1等星「スピカ」、しし座の2等星「デネボラ」を結んでできており、20時ごろの南東の空で観ることができます。見つけ方としては「北斗七星」を目印にして、北斗七星の柄杓の柄(持ち手)をスタートにし、大きなカーブを描くように視線を動かしていくと「アークトゥルス」が見つかり、さらに視線を伸ばしていくと「スピカ」があります。
そして正三角形をイメージしながら探すと「デネボラ」を見つけることが出来ます。
この時期に見えるのはおおぐま座・うしかい座・おとめ座・かに座・しし座などがあります。夏から秋ごろの誕生月の星座が春の星座とされているのは、星占いに使われる星座は「生まれた時に太陽が位置していた星座」だからです。誕生日には星は太陽に隠れてしまって見えず、見えやすい時期は誕生日の3~4ヶ月前となりますので、夏から秋の星座が見られるのは春の時期になります。まだ夜はすこし冷える日もありますが、暖かくして外へ出て星空観察をしながら春を楽しんでみられてはいかがでしょうか。
さて参議院本会議において3月26日、令和3年度税制改正法案が可決成立しました。3月31日に政省令も公布され、いよいよ新法が施行されます。原則として4月1日から施行されますが、時期の異なるものもあります。たとえば、相続税法の改正です。精算課税制度の基礎控除額110万円の創設と暦年課税の相続開始前贈与の加算期間の7年への延長は、令和6年1月1日以後の贈与から適用されます。
なお、精算課税による贈与不動産が災害により被害を受けた場合には、相続時に加算する価額は原状回復費や修繕費を控除した金額で再計算される改正は、今までの贈与も対象となり、令和6年1月1日以後の災害による被害から適用されます。また、事業用資産の買換えは適用申請が申告時ではなくなり、譲渡や取得後の一定期間にしなければならないという失念しそうな手続きは令和6年4月1日以後から適用されます。このように開始期間が異なる改正もありますので、適用期間には注意が必要です。
日中天気の良い日は暖かくなってまいりましたが、朝晩はやはりまだ冷え込むことが多く、何を着るか躊躇する日々が続いております。思い切って明るい色の服に袖を通し、青空の中、花々を眺めながら陽気を胸いっぱい吸い込んで、心躍る春を元気に明るくお過ごしくださいませ。