晶子レター
代表が最新情報をお伝えすると共に、毎日に全力を尽くす意味合いや
季節の移ろいなどの想いを月1回配信しています。
例年より短い梅雨があけた途端、災害級の猛暑や雷雨などが続いておりますが、暑さに負けずお過ごしでしょうか。暑いときこそ湯船につかって汗をかく習慣をつけることで、身体の発汗機能を向上させて体温調節機能を働きやすくすることにつながります。夏のお風呂を楽しむためにお勧めなのが、ミントやローズマリーのハーブ湯です。私は庭に生えているミントやローズマリーを切り取り、枝や茎付きのままでよく洗い洗濯ネットに入れてお風呂に入る前にポーンとぬるーい湯船に放り込みます。しばらく経つと、お湯の色が薄く緑がかり、浴室にハーブの香りが立ち込めてきますので、さっぱりとルンルンと入浴できます。ローズマリーは長持ちしますので、トライされたい方はご遠慮なくご連絡ください。簡単な方法としてはミントや柑橘系エキスなどが入った爽やかな香りや清涼感を得られる入浴剤などを入れられてはいかがでしょうか。
なお、38度程度のぬるめのお湯につかると、体をリラックスさせる副交感神経が優位になり、質の高い睡眠導入効果が得られるそうです。夏はシャワー派だという方も、湯舟にゆっくりつかってリラックスし全身の血の巡りを良くされることこそが、ぐっすりと眠り健康的な夏を過ごせる秘訣です。水分補給も忘れずに、是非優雅なバスタイムにチャレンジしてください。
さて先日セミナーで北海道を訪れた際に、大雪山旭岳に登ってきました。旭岳は標高2,291mと北海道で最も高い山で「日本の百名山」にも選ばれています。ロープウェイで標高1,600mに到着すると、そこにはキンバイ、イワヒゲ、ツガザクラ、コケモモなどさまざまな高山植物が咲いており、若き頃日本アルプスを縦走していた山ガールだった私にとっては、とても懐かしく嬉しい光景が広がっていました。特に白いチングルマが絶世期で、一面絨毯のように広がっており、なんとも幻想的で大自然の豊かさと美しさを改めて感じました。
このような大自然の中に佇んでいますと自分がとても小さな存在であることを実感しますが、この大自然により心震える感動とともに自分の小ささを知る体験を、脳科学の世界では「Awe(オウ)体験」と呼んでいます。このAwe体験により脳がとても活性化し、「自分一人のためではなく、他者のためになることをしたくなる」「長期的な目標を立てて、物事を考えられるようになる」などの効果があることがわかっています。私もこうして元気に仕事をして過ごしていられるのも、私を支えてくれるスタッフ、友達、家族、仕事仲間、そして私を必要としてくださっている皆様のお蔭だと改めて感じ、謙虚な気持ちを忘れずに、これからも精進の毎日を過ごしていきたいと思っております。
さて、新紙幣が発行されて早1か月、一万円札以外は手元にあります。紙幣はおよそ20年に一度、偽札対策を主目的として切り替えられ、最新の偽造防止技術が取り入れられています。今までの紙幣が使えるのはもちろんのことですが、どれくらい古い紙幣まで使えるかはご存知でしょうか。現在でも有効なものは18種類あり、一番古いものはなんと1885年(明治18年)発行の大黒像が描かれた1円札!まだ使えるのです。ただし使うとなると1円玉と同じ価値しかありませんので、記念品としての価値のほうがはるかに高く貴重でしょう。
今まで古い紙幣が破れても私はあきらめていたのですが、調べてみると日銀の本支店へ行き手続きをすれば、破れていても燃えていても残った面積に応じて引き換えてもらえるそうです。いずれも裏表の両面があり、残った面積が元の2/3以上なら額面通り全額、2/5以上2/3未満の場合は半額として引き換えてくれます。燃えてしまった場合でも、残った灰が紙幣であると確認することができれば、その面積を含めて計算できるそうです。びっくりしましたが、どうやって灰をそのまま日銀へ運ぶのか頭をひねってしまいます。
夏至が過ぎて日は少しずつ短くなってきていますが、太陽はまだまだ絶好調で輝いており、暑さはまだまだ続いております。いろいろ難事は起こりますが、くよくよ悩まずしっかり栄養と睡眠をとって、夏の攻撃に負けぬよう、明るく元気にお過ごしください。