晶子レター
代表が最新情報をお伝えすると共に、毎日に全力を尽くす意味合いや
季節の移ろいなどの想いを月1回配信しています。
先月は10年に一度と言われる大寒波に見舞われ、夕方からの降雪にもかかわらず夜には屋根や庭に雪が積もり、2歳の美緒は生まれて初めての積もった雪に大興奮でした。足跡を付けたり、小さな雪だるまを作ったりして大はしゃぎ、こちらまで寒さを忘れて楽しくなりました。私も幼かったころ、雪が積もると大騒ぎして走り回ったのを思い出し、自然に口角が上がりました。
コロナもようやくゴールデンウィーク明けには5類に移行されることになりウイズコロナの時代になりますが、どんなに高度な社会になっても生物である限り、インフルエンザはじめ様々なウイルスが私達を攻撃してきます。
日々免疫力を高めて、ウイルスに負けない身体づくりをすることが大切ですね。
私は温泉大好き人間ですが、なかなか天然温泉には行くことができないため、家でのバスタイムを活用するしかないのですが、仕事と追いかけっこしているため日常的にもゆっくりバスタイムを楽しむ余裕がないのが残念です。寒さが厳しいこの2月の繁忙期にこそゆっくり入浴しようと思っていた矢先に、新聞で毎日の入浴で健康寿命が延びるということを知りました。
週2回以下しか入浴しない人に比べて毎日入浴する人は要介護になるリスクが2割近く低くなり、脳卒中や心筋梗塞にもなりにくくなるという嬉しい情報です。
入浴により、温熱・浮力・水圧による3つの作用があり、特に大きいのは温熱作用で、手や足先などの末梢神経が拡張し、血行が促され血管を拡張させると血流が良くなり、体内の疲労物質や血液、老廃物が流れやすくなることで、疲労回復効果が得られます。心臓の負担が減って血圧が下がり、体温が上がることによって免疫細胞の活動が活発になり免疫力も高まります。
よく子供のころにお風呂は肩までつかりなさいと言われていましたが、肩までお湯につかることで浮力によって骨や筋肉の負担が少なくなり、水圧によって足先にたまった血液が押し戻され、むくみがとれます。
足をマッサージしながらゆっくりお湯につかるととても気持ちよく、リラックスできるのでお勧めです。
だからといって長風呂がいいかというとそうではなく、健康によい入浴法は「40℃のお湯に合計で10分間はいること」とされています。
熱めの42℃以上になると副交感神経を刺激しリラックス効果は薄くなり、ぬるめの37℃以下になるとあまり温まらず温熱作用が得られず、入浴時間が長くなりのぼせてしまいます。
半身浴の場合は40℃のお湯で20分ほど入浴するとよいでしょう。入浴では汗をかきますので、入浴の前後にコップ1 杯ずつの水分をとることもお忘れなく!バスタイムのマイブームはアワアワです。シャンプーもリンスも洗顔もボディーソープもアワアワ、全部ポンプから押して出す簡単なお手軽タイプのアワアワでルンルンと楽しんでいます。お風呂っていいなあ~!毎日シャワーで済ませているという方はぜひこの機会に、楽しく元気よくお風呂につかる習慣に変えて、一緒に健康寿命を延ばしてくださると嬉しいです。
国会に税制改正法案も提出され、いよいよ令和5年度税制改正も本番を迎えます。
詳細は政省令に委任されますので4月以降にならないと確認できませんが、相続税と贈与税の一体化の第一歩が始まるのは間違いありません。国としては贈与については相続時精算課税制度の選択に踏み切る人を増やし一体化に目途を付けたいため、相続時精算課税に相続時には加算しなくてよい基礎控除110万円を新設するとともに、暦年課税の相続開始前加算期間を3年から7年に延長したのです。
ただし、相続時精算課税制度を選択した場合の基礎控除額を超える贈与については年数制限なく全額持ち戻し対象になりますので、相続時期をまだ予想できない資産家にとっては、加算期間が7年に延長されたといっても、暦年課税による贈与が有利であると言えるでしょう。
また、令和5年4月1日以後に取得する教育資金一括贈与について、被相続人の課税価格が5億円を超えていれば、相続時の管理残額に相続税が課税されることになります。
資産家で幼い孫やひ孫がいらっしゃる方は、是非3月31日までに贈与されるとよいでしょう。
まだまだ寒さが厳しい日か続きますが、お風呂でしっかり温まって免疫力を上げ、もうすぐ訪れる春の気配を少し感じながら、暖かく元気にこの冬をお過ごしくださいませ。