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晶子レター

代表が最新情報をお伝えすると共に、毎日に全力を尽くす意味合いや
季節の移ろいなどの想いを月1回配信しています。

10月のレター

 長かった夏が終わる気配となり朝と夜は涼しくなり、金木犀の小さな花々から漂う甘い香りが秋を感じさせてくれています。この季節、我が家の庭は緑の茎があちこちにしっかり残っています。ユリなどの球根の花を翌年も綺麗に咲かせるため、種子を作らないように切り花にしたうえで、球根に養分を蓄えるため葉だけを残しているからです。毎年初夏から真夏にかけてゆりが満開の庭となりますが、今は葉のみで来年の開花のためとはいえ庭の彩が寂しいです。それを補う如く金木犀のオレンジの可愛らしい花と甘い香りに癒されています。

 さて、開幕当初はあまり期待されていなかった大阪・関西万博ですが、だんだんと盛り上がりをみせ、閉幕1か月が迫ると連日20万人以上が訪れ、大盛況の中惜しまれつつ10月13日に閉幕しました。私は5回行きましたが、なかなかパビリオン予約もできなかった中、誰でも観られてとても良かったと感じたのは夜のショーです。先ずは日本のお祭りの伝統である華麗な花火、夜空に舞い上がる無数のドローンが繰り広げる光のアート、光・水・音楽・映像が見事に融合して幻想的だった水と空気のスペクタクル水上ショー、とても惹き込まれ感動しました。パビリオンはイルミネーションが綺麗なところが多く素敵でしたが、やはりイタリア館のリアル芸術品は最高でした。大きなテーマのひとつでもあったSDGs(持続可能な開発目標)を取り入れた未来の世界、知らなかった国々の歴史と現状、化学や医学の進歩が教えてくれる明るい熟年生活等がいろいろ展示されており、今後人類がどうなっていくのかを実感でき、わくわくし希望が溢れてくるのを感じました。4月の開幕当初はまだ1日の来場者数が数万人程度で空いており、どのパビリオンにも入場でき気候も良く超楽しい万博だったそうですが、私は様子見で初めて行ったのが6月中旬でした。以後徐々に来場者数は増え夏になり猛暑となり、9月後半から10月閉幕までの期間は満員電車に乗っているのと同じ大混雑、長蛇の列!10月のラスト万博は混雑を避け、東口から随分離れた西の果てエリア「フューチャーライフゾーン」で過ごしました。人が比較的少なく、ゆったりと未来技術に触れることができ、日中や日没の美しい瀬戸内海の景色も涼しく楽しめました。この万博の経験で、私が思い出した教訓は「何事も早いうちが大事!」ということです。

 日頃、仕事や相続などは早めの対策が大切!ということを皆様にお伝えしているにも拘らず、覆水盆に返らずで、見たかったパビリオン展示や食べたかった料理、経験してみたかった疑似体験がいっぱい残ってしまいました。後悔先に立たずということが改めて身に染み、今後は初心に戻り「認識即実行」を実践して、仕事に遊びに人生に何事も早いうちに取り組んでまいります。

 なんと、10月4日の自民党の総裁選挙で高市早苗氏(64)が選出され、石破茂首相から総裁の座を引き継ぎ、初の女性総裁に就任し、国会の首相指名選挙で日本初の女性首相に選ばれる公算が大きくなっています。高市氏は選出直後のあいさつで、党議員らを前に、「全世代総力結集で、全員参加で頑張らなきゃ(自民党は)立て直せませんよ」と強調。「全員に働いていただきます。馬車馬のように働いていただきます。私自身も、ワークライフバランスという言葉を捨てます」と宣言したというから、カッコいい❕同じ女性として応援したいと思い、今年の秋は紅白のスーツを着て祝意を表すつもりです。

 朝晩は肌寒いほどですが、日中はまだ暑い日が続いております。体調を整えて、観月・絵画鑑賞や果物・きのこ・魚などの秋の味覚を楽しみ、栄養をしっかりと蓄え楽しく元気に秋を満喫して下さいませ。

今月の写真