晶子レター
代表が最新情報をお伝えすると共に、毎日に全力を尽くす意味合いや
季節の移ろいなどの想いを月1回配信しています。
今年は昨年より2週間以上遅い梅雨入りとなりましたが、予想されていたよりも雨が降らなかったように思えますが、雨が降らないことで農作物が育たず野菜の値が高騰しています。庭の花や野菜もしっかり根が張ったものは暑さに負けず頑張っていますが、新たに植えたものはなかなか根付かず苗のまま枯れてしまいがっかりしています。ミニトマトは2本とも根付いて赤く実り始め、野菜嫌いの4歳児が自分でもいだトマトだけは嬉しそうにそのままパクっと食べているのを見ると、思わず笑顔になります。2本のキュウリは1本は根付かず、2本は大きくなって順次実を付けており、たたきキュウリをあてに、白州の限定ハイボール缶を飲むのが今の楽しみです。
作り方は超簡単で、キュウリを塩で板摺し、洗った後ビニール袋に入れて擂粉木で上からたたきます。荒くバラバラにしたら、その袋のままごま油、だし醬油、鷹の爪を入れてよく揉みます。しばらくおいて移し替え、白ごまをまぶせば終わり。手間いらず後片付けいらずで重宝しています。お試しください。
今夏も大きくユリたちが育ってくれましたが、実は冬の球根の入れ替え時に、誤って一番大きなカサブランカの球根を傷つけてしまい、そのユリは昨年と異なり小さい2輪しか咲きませんでした。ずっと気にして落ち込んでいたのですが、咲いてくれホッとしています。元の大輪に戻ってくれるとしても何年かかるのかな、でも咲いてくれただけでもよしとします。やはり、人間と同様に過去を記憶して見守り、傷つかぬよう愛情をかけ育てなければなりませんね。
2年前にもらって飼い始めたメダカですが、幸いに病気にもかからず順調に次世代を増やし続け、ついにはなんと300匹くらいいるんじゃないだろうか?というくらいにまで、ヒメダカ(赤)、銀龍(黒)、みゆき(白)ともに、3個の睡蓮鉢にひしめき合っています。夏から秋にかけて繁殖しますので、今年もまた産卵するのでしょうが、今年は卵を別の鉢に移し子メダカが餌と間違われて親に食べられぬよう守る器がもうないので、自然に任せて無事育つか観察しようと思っています。生き物はお世話が大変で出張の多い私には無理と諦めていましたが、メダカは週に一度くらいの水替え、たまに忘れても大丈夫な餌やり、冬場は関与せず放置するのみ、と非常に簡単で私でも2年間続けられました。何人かの方にお分けしましたが、メダカを飼ってみたい方がおられましたら、どうぞお声がけくださいませ。ペットボトルに入れてお渡し致します。
ところで7月は土用の丑があります。今年は7月24日と8月5日です。この日に験を担ぎ、鰻や「う」の付く食べ物を召し上がる方は多いかと思います。食べ物以外の風習には「土用の虫干し」というのがあり、夏の土用入りは梅雨明けの時期と重なるため、衣類や履物などを陰干しして梅雨の時期に溜まった湿気を取り除き、カビや虫の害から守る習わしです。寝具などもしっかりと天日干しにすると気持ちがよく、梅雨明けには衣類に太陽や風を当てましょう。また「丑湯(うしゆ)」といって、江戸時代から桃の葉やヨモギ等の薬草を入れたお風呂に入る風習もあり、今でも銭湯などでは桃の葉やヨモギを使った丑湯をしているところもあります。ご自宅で手軽に楽しむならお好きなハーブをお風呂に入れてはいかがでしょうか。私はお庭のローズマリーやミントを入れたバスタイムを楽しんでいます。暑いとシャワーで済ませてしまいがちになりますが、暑い時こそぬるい湯にゆっくり浸かり、血流を良くして代謝をアップさせリラックスすると安眠効果にもつながります。今年の土用の丑には鰻だけではなく丑湯もされてみてはいかがでしょうか。
これから迎える夏本番。梅雨の季節に体調を崩したりこの暑さで体調が優れなかった方もいらっしゃるかもしれませんが、先ずは暑さに負けない気持ちから、そして空調を活用した快適な環境で、夏の暑さに圧倒されずに美味しいものを頂き、元気に暑い夏を乗り越えてくださることを願っています。