晶子レター
代表が最新情報をお伝えすると共に、毎日に全力を尽くす意味合いや
季節の移ろいなどの想いを月1回配信しています。
新年あけましておめでとうございます。1月中旬からは猛威を振るっているコロナですが、今年のお正月は少し落ち着いたように見えたため、帰省される方も増え賑やかなお正月を迎えることができた方もおられ、嬉しく思いました。私はいつもの如く大車輪で大晦日に御節作りを終え、除夜の鐘の鳴る前に年越しそばを食べ終え、お正月用にと用意した純米大吟醸酒をいただき、静かに新年を迎えました。初詣は1月1日に家族と共に氏神様へ参拝して天照大御神のお札をいただき、家の神棚に備え平安な一年をお祈り申し上げました。
仕事始めの1月5日には社員と共に学問の神様である大阪天満宮で玉串を捧げ、この一年もしっかり頭を働かせ柔軟で温かい仕事ができるよう参拝してまいりました。かって宮司様から、神様へのお参りとは自利自利な行動を深く反省し日々の感謝の気持ちをお伝えし、自分の精一杯の努力を見て頂くようお願いするものだと教えて頂きました。昔の人の言い伝えで、一生懸命頑張っていれば誰も見ていなくともお天道様が見てくれているとはこのこというのだなと思いました。人が見ているから評価してくれるからではなく、やるべきことを淡々とやり遂げることが大切なのですね。皆で昨年も見守ってくださったことに感謝し、今年も精一杯努力すると誓い見守って下さるようにお願いしました。
さて、寅年は久しぶりに我が家の御節料理をご紹介いたします(^O^)
料理は奥が深く、いくつになっても新しい発見があります。今年新たにチャレンジしたのは蒟蒻の煮物。今まではあく抜きのために軽く下茹でしていましたが、より味をしませるためには蒟蒻を塩でもみ洗い流した後、2~3分下茹でして湯切りし乾煎りするとよいと教えてもらいました。調味料で味をつけ煮込むと、あらあらいつもより美味しい蒟蒻の仕上がり!日本酒のあてにぴったりで、ほんわか嬉しかったです。毎年家族の健康と繁栄の願いを込めて作る御節料理。皆様も少量でも、日本の伝統を次世代に引き継いでくださいませ。
令和4年度の税制改正大綱を年末年始の休みに何とかきちんと読むことができました。その情報を基に研究会仲間と小冊子を作り上げ、1月7日には専門家向けにビデオ撮りをしてまいりました。このお仕事はハードでお正月にゆっくりできませんが、皆様に最新情報をお伝えすると思うと気力が沸きます。
今年の目玉は住宅取得資金贈与と住宅ローン控除です。住宅ローン控除の控除率は1%から0,7%に引き下げられ、控除期間も少し短縮されますが、認定住宅等にZEH(ゼロエネルギーハウス)水準省エネ住宅等が加えられるなど一定の見直しの上、4年延長されます。住宅取得資金等贈与の非課税特例は契約の締結時期にかかわらず、耐震・バリアフリーの住宅用家屋は1000万円、それ以外の住宅用家屋は500万円と引き下げられます。
これからますます厳しい寒さとなってまいります。
暖かくしておいしいもの食べ、楽しく笑って免疫力をつけて、コロナに負けない素敵な一年を過ごされることを心より願っております。