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晶子レター

代表が最新情報をお伝えすると共に、毎日に全力を尽くす意味合いや
季節の移ろいなどの想いを月1回配信しています。

4月のレター

 暖かい春の日差しが心地よい季節となりました。急に暑くなったり、翌日は花冷えしたり、目まぐるしく気温が変化する4月です。先日、東京から名古屋、そして横浜~甲府~静岡と長期出張が続き、久しぶりに帰宅すると驚いたことに、出発時には想像もしないくらい花盛りになっていました。春はまさに花のシーズン、さまざまな花が競い合うかのように咲き、それを見る人を華やかな気持ちにさせてくれます。黄色が可愛らしいヒュウガミズキは終わり、霧島つつじ、アネモネ、チューリップ、ムスリカ、そしてすみれやパンジーが所狭しと庭や花壇・玄関で色彩豊かに、そして気ままに自由に花開いています。

 さて春と言えば桜で、我が家も八重桜やサクランボ桜が咲いていますが、幼児目線で見る4月のお花はチューリップです。チューリップは約6500と驚くほどの種類があり、さまざまな花弁の優雅さや色彩豊富な鮮やかさに惹かれ、毎年球根を買っては咲かせています。こんなにもたくさんの色があるのを不思議に思い、球根を買うとき店長さんに聞いてみますと、花の色の違いは花びらの持つ色素が関わっていると教えてくれました。色素は光を当てると一部の色を吸収する性質があり、吸収されなかった光が反射して目に届き、この光が合わさって私たちが見ている「色」になるのだそうです。例えばチューリップが青緑色を多く吸収する色素を持っていると、吸収されなかった補色により赤いチューリップになります。補色とは赤・橙・黄・緑・青・紫を連続的に配列して円環状にした色相環で正反対に位置する色同士の組み合わせで、互いを引き立てる効果を持つ色のことです。ちなみに白いチューリップもありますが、白色に補色はないのにどうやって白色に見えるのかというと、花の色素が少ないと殆どの色が反射するため白色に見えるそうです。花の色素は数千種類以上もあり吸収する色がそれぞれ異なるため、その花が含む色素の種類や量、バランスなどによって吸収する色が変わり、そのため目に見える色が変わるのです。青色の補色は橙色なので青色チューリップもありそうですが、橙色を吸収する色素を作り出すことは複雑で難しいため、青色は存在しません。幼児がお絵描きで、赤・黄・ピンクの他に青色のチューリップも描いてくれましたので、バラのように、いつか青色チューリップも誕生するといいなと思っています。

 人生100年時代と言われる通り、100歳まで生き抜くのも珍しいことではなくなってきていますが、配偶者はプラチナ世代、子たちはシニア世代となり、今までの相続とは異なる問題点が生じています。一方、税制改正で3.4憶円を超える高額所得者には富裕層課税が強化され、貸付用不動産の相続税評価が見直されることになりました。巷では、都心部の高額不動産やM&Aによる株式売却は今年中に行うべきであるという営業が金融機関等で活発に行われおり、今年は不動産や株式等の高額資産が現金化される年と言えるのでしょうか。ただし、資産を現金化にしたい人はともかく、反対に不動産や自社株式を子孫に引き継いでいきたいと思われる方々にとっては、改正された高額な所得税や相続税のことを考えるなら、資産は会社という形で承継する方法が、長期的には最も効率が良く、リスクの低い方法と言えるのではないでしょうか。

 非上場株式の場合には、会社の規模に応じて大会社・中会社・小会社と区分され、大会社は類似業種比準価額、小会社は純資産価額、中会社は折衷方式で評価することになりますが、資産保有会社や持株会社は従業員や取引金額が少なく、小会社になるのが一般的です。ただし、土地や株式保有特定会社に該当しない限りは、小会社であっても純資産価額と類似業種比準価額の折半という評価も選択できますので、個人所有するより相続税評価額は低くなります。半面、売却益については個人での譲渡の場合20%の分離課税ですが、会社では33%の法人税になり、かえって税金の負担が増えます。よって、長期で保有して承継させたいならば会社で保有する、売却を予定しているなら個人で取得するのがベストな判断と言えるでしょう。今からきちんと考えたいものです。

 心地よい春の陽気に気分も晴れやかに、暖かい日差しと柔らかな風を感じながら、心穏やかに明るく元気にお過ごしくださいませ。

今月の写真